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1987年(26歳)

マヤの大学は文系でしたが、卒業後は手に職をつけたくて、
コンピュータープログラマーとしてソフト開発会社に就職しました。
そのころの新聞の求人欄にはいつも「SE・プログラマー募集」
と出ていて、当時は花形的職業ともいえる憧れの仕事でした。

でも、その一見頭脳労働のようにみえるカッコイイ仕事が、
実は、とんでもなく過酷な、肉体労働の世界だったのです。。。

肉体労働といっても、身体を使っての重労働ではないけれど、
単純作業も多く、作業量が膨大で体力勝負的な仕事だったので、
マヤたちは、自分の仕事内容を「ちから仕事」と呼んでいました。
毎日、夜11時くらいまで残業したり、出向や派遣も多く、
長期出張も、いつものことでした。

ホテル住まいの長期出張中は、ホテルの朝ごはんが出る前に
出勤しなければならず、夜も、ケンタッキーなどで済ませました。
といっても、田舎だったので、仕事が終わってからでは、お店が
開いていないため(コンビニも今みたいにない時代だった)、
昼休みに買っておいた、ケンタッキーを、夜とか朝に食べる。
冷めたポテトのまずさが、虚しさを一層引き立ててくれたものです。。

そんな生活で、肉体的疲労と精神的ストレスもピークだった
長期出張中のある日、マヤは、肛門に違和感を感じました。
どうもシコリのようなものがある、、痛い、、、日に日に痛くなる、、、
そして、歩くのも大変なくらい、痛くなってきました。

とにかく痛くて座っていられないので、仕事も上の空。
でも、切れ痔やイボ痔とは違って、肛門の横が腫れているけど、
排便時はそれほど痛くないので、何だかよくわからず、
「これって痔? それとも、バイ菌でも入って化膿した?」
って感じでしたが、これが肛門周囲膿瘍なんだということが、
後からわかりました。

出張から戻って、かかりつけの内科へ行ったら、
「外科を紹介するから、切開して排膿してもらうように」
とのことでしたが、一晩寝て、次の朝、目が覚めたら、、、
ウソみたいに全然痛くない!!??

アレ???と思ったら、なんと、大量の膿が出ていました。
(汚い話ですが、下着からあふれそうなくらいでビックリ・・・)

排膿してしまうと、ウソのように楽になるんですね。
それで、切開してもらわずにすみましたが、
その後は、痔ろうになってしまい、少し疲れるとすぐに
同じところが腫れてくるというのが習慣化してしまいました。
そのうち、腫れる場所も、2~3か所に増えてきました。

痔ろうって、繰り返しているうちに、膿の通り道が
どんどん複雑になって、手術しないと治らないんですよね。。


そんなあたりから、また、UCの方も連動して調子が悪くなり、
ステロイドを服用するようになり、それ以来、ずっと離脱できない
状況になってしまいました。
プレドニン20ミリも飲めば、すっかり良くなるけれど、
どうしても、15ミリ以下にはできないといった具合です。

でもまあ、そのくらいなら、副作用もさほど気にならなかったので
そのまま延々と何年も、ステロイドに頼る生活を送り続けました。

仕事をしている限り、ストレスは溜まる一方なので、
ステロイド離脱は無理だな、、、と、ほとんど諦めの世界。
少量服用していれば、身体も楽なので、まぁ、仕方ないね、、
という感じでした。


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