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1996年(34歳)

ストーマ(人工肛門)ではありますが、自然肛門も残っているので、
そちらの方からも粘液がたくさん出るのが、けっこう大変でした。

T病院に入院していたときに、看護師さんが、とても親身になって
「どうしたらいいだろうね~」と、あれこれ考えてくれて、
「試しに、湯タンポでお腹を温めてみたら?」
と提案してくれたのですが、、、
やってみたら、お腹の活動が異様に活発になってしまい、
残念ながら、逆効果でした。。

粘液が漏れるので、尿取りパットを当てていたのですが、
あるとき、「オヤ?」と気付いたのは、
粘液が出るときは、いつも一緒に、黒い物体?も出てくるのです。

「何だろう???」と思って、それを良く見てみると、、、
それは、なんと、糸の「結び目」でした。
その「結び目」が、毎回、1~3個ずつ出続けて、全部合計すると
30個くらいは出たと思います。

糸の結び目は、肛門だけではなく、腹部の傷からも、出てきてました。
傷の治りが悪い部分があって、ジグジグして盛り上がってきたので、
バイ菌が入って化膿したのかな?と思っていたのですが、
日に日に、中から黒いものが現われてきたので、恐る恐るピンセットで
引っ張ってみたら、なんと、糸だったので、かなり驚きました。

それも、数回ありました。
自然にポロッと取れたこともありましたが、見えているのに、なかなか
取れなくて、外来でS先生に、ピンセットを傷口に突っ込まれて、
グリグリかきまわして、引っぱり出してもらったこともあります。

手術でお腹の中を縫合するときは、溶ける糸を使っているので、
普通は糸が出てくることなないのですが、どうやらマヤの場合は、
縫合に使った糸が体質的に合わなかったらしく、数か月にわたって、
糸の結び目が、肛門とお腹の傷から出続けたのです。

糸がみんな出てしまうと、自然肛門からの粘液も急激に解消し、
いつまでも治らなかった腹部の傷も、すっかりキレイになりました。

人間の身体の、異物を排出する仕組みって凄いものですね~


あと、大学病院に入院していたころから、ずっとなのですが、
朝起きた時、手の関節がとてもこわばるので、T病院の整形外来で、
リウマチの検査をしてもらいましたが、RAの結果はマイナスでした。
(リウマチはないけど、腱鞘炎の気はあるね~と言われましたが・・・)

後になって、ふと気づいたのですが、長年にわたって飲み続けていた
ステロイドを止めたため、軽いステロイド離脱症候群で、そのような
症状が出たのではないかと思います。

大学病院での大腸全摘出の術後、若い先生が毎日、点滴の中に
注射器でステロイドを追加しに来てくれるのですが、
その量が、どんどん減っていくのを見るのは、本当に嬉しかったです。

ステロイドと完全に縁を切れたことを思うと、関節のこわばりくらい、
何てことないですね。
そのこわばりも、数か月後には、すっかり良くなりました。


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1996年(34歳)

大学病院は取りあえず退院したものの、なんせ大腸がないので、
とにかく毎日が超下痢で、脱水症状が続いていました。

水分補給しなくてはと思って、無理をして水を飲むと、
せっかくおさまっていた腸の蠕動運動が、活発に始まってしまい
飲んだ水の、倍の量くらいの水様便が出てしまうのです。
なら、いっそ飲まない方がマシ、、、というような状況でした。

胃も腸も、もう内蔵全部がムカムカしているような感じで、
食べ物も飲み物も受け付けない状態だったし、
胸苦しさや強烈な全身倦怠感など、、何とも表現しようのない
苦しさが襲ってくるのです。

その具合悪さに耐えられず、夜中に病棟に電話して、
処置室で点滴してもらったことも、何度かありました。

その時、当直だった新人のK先生に
「喉の奥までカラッカラに乾いて、苦しくて寝れないんです」と言うと、
「じゃあ、水のめばいいでしょ」
とあっさり言われて、ムカついたりもしましたが、
K先生には、車でマヤの家まで送ってもらったりしたので、
まぁ、許すことにします。。悪気なく、単におとぼけな先生なので。。。
のちに K先生とは、がんセンターで再会するという腐れ縁です。

そんな日々に、もう耐えられなくて、通院日にS先生に、
思い切って、「入院させてください!」とお願いしたところ、
その場ですぐに、家の近くのT病院に連絡を取ってくれて、
ナントその日に入院することができました。

そのころのマヤの体重は37キロでした。(身長は158センチ)
現在は、いくらダイエットしても50キロ以下になりません。。。


T病院は、とてもゆっくりとした空気が流れ、まるでホスピスのような
雰囲気の所でした。

クリスチャン系の病院なので、朝6時には、牧師さんが信者さんの
病室をチリンチリンとベルを鳴らしながらまわったり、
朝の申し送りのときには、看護婦さんたちが歌う賛美歌が
ナースステーションから聞こえてきたりします。

マヤも、死ぬ時は、仏教のお経で送られるより、クリクリスチャンの
讃美歌の方が素敵でいいな~、、、なんて思ったりしちゃいました。


大学病院は活気溢れていて、病室のドアにかかっているカーテンの下
から見える廊下の、看護師さんや先生の足は、いつも走っていましたが、
T病院の病室から見える廊下の風景は、モップで掃除してるおばさんとか、
足の骨を折った彼女が、面会に来た彼氏とスキンシップ?している様子
とかで、大学病院とはまったく違う世界が繰り広げられていました。


マヤの入った病室は3人部屋で、私以外の人は胆石でしたが、
後には、乳がん末期で、腕がパンパンに腫れてしまっている方
なども入院されてきました。

その病院で、毎日点滴をして、ひたすらゆっくりと静養。
自宅では、どうしてもあれこれ動かなくてはならなかったけど、
何もしないで点滴をしている生活は
「なんてラクちんなんだろう~♪」と、身も心も癒される思いで、
本当に楽になれました。

脱水症状による具合の悪さも、ウソのように良くなって、
食欲もずいぶんと出てきて、病院の隣にあるコンビニにオヤツを
買いに行くくらい元気を取り戻すことができました。

T病院では、特にお風呂が良かったです。
けっこう大きいお風呂なのに、ストーマのマヤのために
わざわざお湯を入れ替えて、一人で使わせてくれたのです。

あまりにも心地よかったので、長時間入りすぎて、貧血を
起こしかけたこともありますが・・・。
手術をする前は、貧血なんて起こしたことがなかったので、
今のマヤは、長時間お風呂に入ると貧血になるんだと知り、
それからは、長風呂をしないように、気を付けました。

お風呂と言えば、ちょっと余談ですが・・・

大学病院に入院していたときは、ひたすらシャワーでしたが、
そのときも、「毎日、どこそんなに洗うとこあるの?」と、
言われるくらい入っていました。(だってヒマだったから・・・^^;)
シャワー室の前のボードに名前を書いて予約すれば、30分単位で
使用できるのですが、マヤは、いつも同室の友人の名前を借りて、
1時間ほど使わせてもらっていました。


がんセンターの時は、大風呂に10人くらいずつ入ったのですが、
ほとんどが乳がんのオペ済み方たちだったので、胸があるのが、
逆に変、、というか居心地悪いような雰囲気でした。

そんな中で、同じ大腸ガンだったIさんという方が、更衣室で
着替えているマヤのところに、いきなり近寄ってきて、
「私も、今度、人工肛門になるんだけど、どんなものなのか、
マヤさんのを見せてもらえませんか?」
と言われたのにはビックリしました。

Iさん以外にも、乳腺の方にも、「勉強のために見せて」と言われ、
マヤのストーマを数人の方に公開しました。
みんな、現実を受け入れていて、本当に偉いな~!と敬服でした。


その後、口腔外科で個人病院(といっても大病院なんだけど)に
入院したときは、シャワー室があるのに、しっかり鍵がかけられていて、
使えない状態になっていて、入浴日は週に1回だけ。
で、マヤは手術日と重なってしまったので、結局1週間以上お風呂に
入ることができず、くっさい身体で退院しました。。。
入院するなら、これからは個人病院は絶対避けようと思ったのでした。

余談が長くなり過ぎました。。


T病院での、毎日の点滴と、ひたすらノンビリ寝てるだけの生活の
ラクちんさに、いつまでも浸っているわけにもいかないので
20日間ほどで、退院させてもらうことにしました。

マヤは、「今度こそ、もう大丈夫」と自信があったのですが、先生は、
また悪化しないようにと、定期的に通院で点滴をしれくれました。

先生や看護師さんには、とても良くしていただいたのですが、、、
T病院は建物が古いため、どうも雰囲気が暗くて、
マヤ的には通院のたびに気が滅入りがちでした。

それで、せっかく紹介してもらって、T病院の先生も、すっかり引き受けて
くれた雰囲気だったので申し訳なかったけど、、、
「やっぱり活気に溢れた大学病院がいい!」
との気持ちの高まりを抑えきれず、結局また、大学病院へ通院して、
崇拝するS先生の元へと、戻らせていただきました。
S先生は、「あれ?また来ちゃったの?」って感じだったけど。。^^;


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