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大腸癌が見つかる

1996年(34歳)

出産後は、慣れない育児で忙しくしていたため、
潰瘍性大腸炎の検査は2年以上サボっていました。
いつもなら先生に言われて、しぶしぶ検査していたのですが、
育児で忙しそうだからと、先生も遠慮してくれていたそうです。。

やっと少し、子育てにも余裕ができてきたとき、珍しく自分から、
そろそろ検査でもしてみるかな、という気になって
大腸ファイバー(内視鏡)と注腸バリウムをやることにしました。

そのころは、下痢や粘血便もあまり見られず、自分としては
けっこう良い状態でした。いつになく硬さもほどよい便だったし。
ただ、少し細くて、形がいびつに筋がついていたりしましたが、
調子良かったので、まったく気にもとめませんでした。


ところが、大腸ファイバーの検査の時、映し出された映像には
素人のマヤにもハッキリわかる、キノコ状のものが・・・。
それを見た瞬間、N先生の顔色が変わって、相当ヤバそうな
雰囲気が伝わってきました。
これってポリープ? このせいで、便がデコボコしてたんだ。。。

その時のN先生説明は、
「ポリープがたくさんあって、ガンになりかかっているから
手術しなくてはダメだね」とのことでした。

先生は、精一杯、気を使って言ってくださったようですが、
家に帰ってから、いただいた紹介状を透かして見ると、
画像の説明の所には、しっかりと、【Ca】と、書かれていました。
Cancer つまり れっきとしたガンだったようです。


発病してから10年以上経過した全大腸炎型のUC患者は、
一般の人より大腸がんを合併する危険性が高いというのは
知っていたので、あ~あ、やっぱりきたか。。。という感じで、
それほど大きなショックはありませんでした。

マヤの場合は、潰瘍性大腸炎歴が25年以上だったので、
ガンになって当然だな~という思いでした。


数日後、N先生に書いていただいた紹介状を持って、
大学病院の消化器外科を受診しました。
外科外来では、まずは若い先生の予診。そして次には、
これまた、若くてカッコイイ助教授の先生の診察。

外科って、内科と全然雰囲気違って、ちょっと感動しました。
内科の先生方って、優しくて穏やかなイメージが強いですが、
外科は、バリバリの精鋭って感じで、頼もしい~♪
内科は、治るまで気長~~~に病気と付き合いましょう的な
ところがあるけど、外科は、悪いところはサッサと取って
白黒はっきりつけちゃいましょう、みたいな感じ?

余談ですが、先日、母につきそって内科に行ったら、
内科の先生方の、穏やかで優しい話し方に感動~!
すっかり、外科ナイズされていたマヤには、久しぶりの内科が
逆にとっても新鮮で、先生方の気遣いに癒されました。


話は戻りますが、助教授の先生の診察を待つ間、
看護婦さんに、上半身すべて脱ぐように言われて、バスタオルに
くるまされたのに、助教授の先生は、造影のときの画像と紹介状を見て、
後は、診察らしい診察もほとんどせずに、即、入院の予約となりました。

ところが、、、
その時期は、たまたまベット待ちが特に混んでいたようで、
入院するまでに、結局、1か月以上も待たされる羽目になりました。

入院を待っている間、手持ちのプレドニンが切れたので、
もう大学病院の患者になったんだからと思って、薬をもらいに
大学病院を受診しました。

その日の外来の担当は、若い先生で、
「今日はどうしました?何かありましたか?」と、
かなりビビった様子というか、困ったような感じでしたが、
マヤが、「薬をもらいに来ただけです」と言ったら、
えらくホッとされていました。


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